9月30日 留学生寮紹介

留学開始からあっという間に一ヶ月経った。早いものだ。
しかし語学は一向に上達しない。困ったものだ。


学生寮の写真など、ぼちぼち紹介してみる。

こちらは寮の廊下。旧寮では皆廊下に冷蔵庫を置いていたためかなり雑然としていたが、新寮では部屋に置かないといけないため、廊下には何もない。ていうか、傘を干してても「部屋に入れろ」っていわれる。何もないせいもあってすごく音が響くので、廊下で立ち話されたりするとものすごくうるさい。

エレベーター完備。12階まであるのでまあ必要かと。1台はたまにドアがなかなか閉まらないが、仕様である。またもう一箇所エレベーターがあるのだが、開寮半月ほどで稼働停止となった。理由は知らない。

洗濯機はコイン式。旧寮では洗濯機カードを使うか、個人で買うかだったが、新寮では強制的にこれを使うしかない。コースによって料金が違うのだが、まあ普通に「洗い→脱水→すすぎ→脱水」のコースで1回3元。週に2回洗ったとして、月に24元。年に288元。安い洗濯機買えるんじゃあ?と思うがここでは選択肢がないのでこれを使うしかない。

9月の半ばに突然設置された乾燥機。これもコイン式。

共用の台所。反対側に電子レンジもある。電子レンジくらいしか使わないが、せっせと自炊している人もいて、たまにいい匂いが漂ってくる。個人部屋は基本的に火気厳禁で、大容量の電気を食うIH調理器なども置いてはいけないことになっている。

トイレに隣接する洗面所。手前についているのは電気水道カードの挿入口で、カードを差し込まないと水が出ない。トイレに行ったあと手を洗うためにカードをさすのは面倒くさく、部屋に帰って部屋の洗面所で洗った方が楽なので、あっという間にほとんどの人はここを使わなくなった。


とまあ、便利なようで不便なところもある留学生寮。それでもいまのところ服務員は日に何度もの掃除を頑張っているし、態度も悪くないし、まあまあ快適といえるだろう。いやかなり快適だとしておこう。
部屋の水道が壊れたり、シャワー室のフックがなくなっていたり、たまに水道カードが出てこなくなったりしても、それはそういう仕様だと思うしかない。それがチャイナスタンダードなのだ。