天津旅行1 北京〜天津(古文化街・春節花火)

農暦大晦日の2月2日〜5日にかけて、天津に旅行に行ってきた。最大の目的は春節の堪能。なんでも天津の花火は、北京より派手なのだそうで。

北京南駅より、城際快速で30分。新幹線のような乗り心地。一等69元、二等58元。一等に乗ってみたけど、帰りに乗った二等とあまり変わらないような。。。
春節帰省ラッシュにも関わらず、さすがにこの列車は本数が多いだけあって、切符はすぐ買えるようだった。

あっという間に天津駅に到着。

駅前の解放橋。

このあたりはフランス租界になる。勝鬨橋のような跳開橋。


アパートの窓にもひたすら、赤い正月飾りが。

古文化街に行ってみると、人出はあまり多くないものの、3時頃にはもう店を閉めて帰る人たちが多く、みんな帰りがけに店の前で爆竹を鳴らして下班(退勤)していく。

ものすごい音のあと、通りは赤いカスだらけに。。。


夜になると、海河の川沿いはライトアップされてなかなかきれい。しかしそこここで、花火&爆竹が。。。

夜も11時を過ぎると、あちらこちらで上げられている花火の音が爆音のように響き始めた。
外へ出てみると、もう最高潮の花火と爆竹が。


日本では花火師さんが扱うレベルの大きな花火が、こちらでは個人で上げ放題。なんの制限もないので、ありえないほど近くで観覧可能。頭上からばらばらと燃えかすが降ってくる中、真上に上がる花火を見た。一カ所で40分以上、上げていた。それをあらゆる場所で三々五々やっているのだから、はんぱない。
上げてる間中、消防署の人が消火器を持って走り回っていた。植え込みなどに火が点くのを消して回っているのだ。


日本のニュースによれば、今年の春節2日〜3日というたった1昼夜の間に、中国で6000件程の爆竹・花火が原因の火事が起こっていて、これは前年比178%増、死者2人けが人223人が出たそうだ。
実際を見て納得。それくらいあり得る。というか判明しているのが上記の数字だろうから、実際にはもっと起こっているだろう。あほ過ぎる。