国家図書館展示「西域遺珍ー新疆歴史文献暨古籍保護成果展」

国家図書館で開催中の「西域遺珍ー新疆歴史文献暨古籍保護成果展」を見に行ってきた。

※展示パネルや出展品をかなり詳しく見れるようになってます


新疆ウイグル自治区における出土・発見古籍の保存に関する成果の展示。2010年8月10日〜10月18日まで新疆ウイグル自治区博物館で開催された展示の出張展示と思われる。保存処理(修理、裏打ちなど)された漢代から近代に至る貴重な文献の実物を多数展示していた。



去年10月に新疆旅行
に行ったこともあって、実際に訪れたベゼクリク石窟や吐峪溝などから発見された文書類など、興味深く見た(専門外なので内容は読めないのだが。。。)。漢語以外の多種多様な文字で書かれた文書類は、新疆という土地の民族の多様性をそのままあらわしている。
図録は大部で一部280元。迷った末買わなかった。


展示はもちろん内容豊富で面白いのだが、随所にどうしても「僕たちはこんなに新疆の文化を大事にしてますよおおおおん。だってここは前漢西域都護府を置いた時からずっっっと2000年間、中国の一部なんだもおおおおおおん。」という姿勢が鼻につくのであった。これは新疆旅行の間中も、見聞したことであったが。