iPhoneを盗まれた話。

11月なかば。財布に続き、IPhone4を盗まれました。ひったくりというか。ね。


状況はこんな感じ。北京の骨董品市場をぶらついて、その帰り道。iPhoneで音楽を聞きながら歩いておりました。iPhoneはポケットのなか。そこから白いイヤホンのコードを出して、聞いていたわけです。道端で売っていた美味しそうなまんじゅうを買おうと、立ち止まって支払いをしていたところ。突然、聞いていた音楽がぶつっと途切れました。


なに?何が起こったの???


訳が分からないまま、まんじゅうを受け取り。そしたら、ない!iPhoneがない!!
今し方まんじゅうを買った屋台のおばちゃんに問うと、親切にもこう教えてくれた


「今、あんたの携帯盗まれたよ。ウイグル人の男の子が走ってった。もう見えなくなったよ」


ええええぇぇぇえええぇぇぇぇぇぇえ!?


なにそれ?おばちゃん見てたんなら教えてよ!てか止めてよ!!!!


パニクりまくったものの、為す術もなく。とりあえずうなだれて寮に帰った。寮までの道のり1時間の、長くて辛かったこと。


あとで中国人の友達に聞いたら、そういった窃盗は必ずグループでやってるもので、もしそれを妨害したり密告したりしたら、その人も何されるかわからないんだと。だからおばちゃんも「盗まれてるなーこの人愚かだなー」と思いながらも、その場で言ってくれたりはしないんだと。それがこの国で生きる、ルールなのだ。


まあ財布の時もそうだったけど、つまり盗まれる奴が馬鹿。なんだよ。はあ。


その後、留学保険で多少なりとも補償される可能性があるということで、丸一日かけて公安局に盗難届を書いてもらった(ガチで6時間かかった)。おかげである程度、お金は戻ってきた。んで、また同じiPhone4(香港SIMfree)を買った。4Sはそれより12000円くらい高くて、とりあえず今回は見送り。ああ。なんて愚かなんだろう。自分。