2008中国旅行10 鄭州〜洛陽 バス

2008年9月の中国旅行記
前回までのお話はこちら


この日は鄭州から洛陽にバスで移動する。


が、手持ちの人民元が・・・予想以上の出費に不安になり、両替を決行することに。大きなホテルだと、フロントでできたりもするが、今泊まっているホテルでは不可。両替は基本的に、中国銀行で。朝飯食って、フロントに聞いて、ホテルから西側にある9時営業開始の銀行に向かう。


8時50分くらいに着いて、入口が開いてたので中に入ってみる。挙動不審にうろうろしていたら、マネージャークラス(見た目)のおじさんに何用か問われた。なんとか意思が通じ、ソファーに座って9時まで待つように指示された。これ書いとけ、と先に両替所書類を書かせてもらい、更に待つ。一度、現金輸送車?のような物が到着して荷物を搬入する間だけ、店の外に出された。


前に西安の街中で両替にチャレンジしたときは、番号札を取って、延々40分くらい待たされ、結局小一時間かかったというトラウマがある。あの時は午後で大通り沿いの銀行だったからだとは思うが。9時になった瞬間に対応してもらい、9時3分には店の外に出た。中国で、こんなに迅速にことが進むなんて!マネージャーありがとう!!きっと私が、相当可哀相な外国人に見えたんでしょう☆


そしてチェックアウトし、長距離バスターミナルから洛陽行きのバスに乗る。
鄭州〜洛陽
55元 所要時間2時間半


洛陽到着。
タクシーにて『歩き方』にも載っているホテルを告げると、またもや運ちゃんが、もっと近くて安いとこを探してくれた。バスターミナルから初乗りで着くくらい。運ちゃんの売り上げは確実に減ってるのに、親切にしていただいて、ほんとにありがとうございます。しかもまた、フロントまで行って交渉してくれる親切さ。運ちゃんが交渉してくれたおかげ(?)で、フロント書いてある金額の半分くらいの値段で泊まれることに。いや、どちらが本当の値段なのか真相はわからないけど。


金水湾大酒店

 ☆4 シングル258元
 中州中路319号



洛陽中州路沿いの、きれいなホテル。泊まった十何階だかからホテルの裏を見ると、隣のホテル建て替えに伴う、発掘調査中。なんたって洛陽は、後漢の都、北魏の都、ていうかそのずっと前から街だったところだから、奈良や京都、福岡なみに遺跡がわんさかあるわけで。きっと、どこでも掘れば遺跡なはずで、ほんと、ご苦労様です。

洛陽 白馬寺

そして午後は、観光地へ。
後漢時期創建という、中国最古の仏教寺院、白馬寺に行った。


伝承上、中国最古とされている仏教寺院で、後漢の明帝の時、迦葉摩騰竺法蘭の二人の僧が、白馬に乗り『四十二章経』という経典を携えて、都の洛陽を訪れたという説話に因んで、白馬寺と名づけられたとか。漢魏洛陽城址の近くにあり、現在の洛陽市街からはバス(56路)で40分ほど。冷房なし、窓ガラスなしのバスに乗る。1.5元。寺、というか観光地なので、まあお客さんがいてガイドがいて、という感じ。入場料35元。