08 武威編・1(雷台漢墓・文廟・西夏文化博物館)
(2012年3月のお話。前のお話はこちら)
18:50、4時間20分のバスの旅を終え、ようやく武威バスターミナルに到着。タクシーに乗り、『歩き方』掲載の涼州賓館に向かう…が、改築中であった。近くの和平賓館に行ってみるが、ここは外国人アウト。仕方なく少し高い天馬賓館に向かう。タクシー代はここまで6.5元。運転手は一緒にホテルを探してくれた。いいおっちゃんであった。
天馬賓館は歩行街の近くにあり、いい立地。南楼は300元近くするが、北楼は標準間(ツイン)168元(朝食込み)。しかし北楼でも十分に快適であった。写真の奥が北楼。
夕食は歩行街の中にある涼州市場の中で、羊肉砂鍋16元を食べた。砂鍋は野菜としらたきの様な麺が入った、1人鍋。石鍋を直接火にかけて煮込む。熱々で野菜も多めに食べれるため、旅行中なかなか重宝した。
雷台漢墓
翌日そろそろ疲れもたまってきて、朝は10時起床、11時行動開始。ホテルでもう一泊延泊手続きをする。武威もそんなに大きな町ではないので、タクシーに乗ってもせいぜい5元程度である。初乗りは4元。まずは雷台漢墓にむかう。
武威市雷台漢文化博物館、という名称になっており、入場料は無料。閑散としている・・・。
中には有名な銅奔馬なんかのレプリカ(モニュメント?)があり、公園になっている。
1969年に発掘されたこの銅奔馬は、その造形美から当時大注目され、国家旅游局のマークにもなっているので、中国各地で目にする。地方都市の町の入り口のロータリーとかに、よくある。
公園内には雷台漢文化陳列展示室がある。展示は撮影禁止。でも雷台のめぼしい遺物は、蘭州の甘粛省博物館に展示されている。そちらは撮影可能だったりする。
漢墓自体は、鍵が掛かっていて見学不能。1号墓と2号墓があり、この地区では最大規模の後漢墓だ。
漢墓の墳丘を利用したのか、上には道観が建っていて、道士がくつろいでいた。