中国政府奨学金への道 その1

ずっっっっと滞っていた仕事がひとつかたづいた。まんせー。
ここらで一発、中国政府奨学金についてまとめといたものを投下。
ちなみに高級進修生(博士研究生)枠なので、学部の方は多少違うと思われ。

2010年1月

日本学生支援機構のHPに、最新の要項が発表される。
 でもちょっと遅すぎるので、それまでに掲載されている前年度分をみて算段しておく。
 http://www.jasso.go.jp/study_a/scholarships_foreign.html
■学部、修士、博士それぞれの卒業証明書、成績証明書などを用意。
 和文英文両方いるので、時間に余裕を見て取得しとくこと。
 全部で3000円くらいかかった。
 学部と院が違う人は、郵送等で時間かかる。
■受入内諾書の準備。
 1月始めに指導教授に連絡して、先方の先生に連絡とっていただいた。
 2月に入ると中国は春節休暇に入ってしまい、先生が大学にいないなど連絡を取りづらい状況になってしまうよう。
■推薦書は2名に書いてもらう必要がある。
 担当教授でも、他大の先生でも、高校の先生でもいいらしい。
 それぞれ和文と中文両方いる。
 推薦者本人が翻訳できない場合、第三者(申請者でも推薦者でもない人)に依頼して翻訳してもらう必要がある。
 ※これは2010年度から追加されたきまりらしく、まだ明文化はされていない。
 必要枚数をコピーして、翻訳分と一緒に推薦者本人に封緘してもらう(あるいはしてもらったことにする)。

2月

■2月上旬(2010年は2月12日)に、奨学金の説明会が行われる。
 その日程の発表は1月くらい。結構ぎりぎりだったと思う。
 日本学生支援機構の東京国際交流会館という、お台場のむこうにある場所で。
 遠いけど近郊の人は必ず行った方がいい。
 提出書類が複雑でそれぞれの状況によって提出するものが違ったりするので、不明点はここで質問して解決した方がいい。
■面接日時発表(2010年は2月8日に発表)
 HP上に発表される。
 面接は平日昼間におこなわれるので、書類審査前だが日程をチェックしあけておく。
■書類作成
 研究計画書など。
 中文はテキトーに作ったので、かなり尻滅裂な中国語と思われる。
 私ならあんな中国語で願書書いてくるやつを受からせたくない…
 本当はネイティブや中国語の先生に見てもらうべき。

3月

■出願
 2010年3月8日午後3時必着。
 結局ぎりぎりになり、窓口へ直接持ってく。
 ゆりかもめアゲイン。
■オンライン登録
 中国のHPにアクセスしておこなうのだが、IEのさまざまなバージョンで試すもどれもうまくいかず、あせる。
 MacWindowsIESafariFirefoxなどどう組み合わせても途中でプルダウンがうまくでなくて、最後までいけない。
 要項にあるオンライン登録についての照会先である大使館教育処に電話するも、ここに聞かれても困る、学生支援機構に聞けと言われる。  
 なんとかだましだまし、できたっぽい?ところでプリントアウト。
 これは面接の時に提出する。

4月

■健康診断
 通知を待たず、渡航者用健康診断を受けておく。
 渡航後のビザ申請にかかわる有効期限の関係で、出願後、面接前くらいに受ける。
 受けるのが早すぎると申請までに無効になってしまうそうで。
 中国渡航者用の特別な書式なので、受けられる病院が限られる。
 代々木の日中友好医院が、慣れていて簡単なようで。
 ちなみに2万6千円かかった・・・。
 また診断書の発行まで1週間かかる。
 面接の時に持って行くので、間に合うように。
■書類審査結果通知
 面接の日時をあけてあるも、書類審査の通知が来ない。
 来ない。
 ようやく来たのは1週間前(2010年は4月7日)。


続きはまたこんど。