05 敦煌3日目後半(鳴沙山・天の川ツアー)

レンタサイクル


 観光客向けのカフェなどでレンタサイクルがある。我々が借りたのは飛天賓館の敷地内。普通の自転車は3元/1時間、GIANTのマウンテンバイクは40元/半日。マウンテンバイクはまあまあの乗り心地で、うっかり高い方を借りる。午後は自転車で鳴沙山を目指すのだ。

自転車貸しの近くにいたわんこ。チャウチャウ?でも雑種かな。つぶらな瞳がキュート。でも中国では狂犬病が怖いからわんこには触らないことにしている。
 飛天賓館から鳴山路をまっすぐ南下すること35分、鳴沙山に到着。途中

敦煌性文化展覧館」なる看板があり、いたく心魅かれたが今回は時間がなかったので残念ながら立ち寄らず。

鳴沙山・月牙泉

  • 入場料120元(学生60元)

砂丘。ひたすらの砂山である。

砂が靴に入るのを防止する、オレンジの靴カバーを貸し出しているようだった。我々は借りなかったが、中国人は結構借りていた。ハイテンションなおばちゃんたちの集合写真。この靴カバーの威力は知らないが、カバーなしで突撃した我々の靴の中はかなり悲惨な状態になり、この後数日間、ずっと靴の中が砂っぽかった。

「月の〜さ〜ばくをぉ〜はぁる〜ばるとぉ〜」を実現するための、観光用ラクダちゃんたち。かるく100頭はいただろう。日本人のツアー客がけっこう乗っていた。ラクダに乗るのは、たしか80元。





 2時間ほど延々登った。砂山を登るのはかなりきつい。しかも上にのぼると結構風が強く、落っこちるんじゃないかと怖かった。高所恐怖症の方は無理だと思う。

天の川ツアー

  • 70元/1人
  • 夜19時〜21時


 車がホテルに迎えに来てくれ、市内から30分程走ったところの砂丘際、川の跡で下ろされる。まだこの時点では日が落ちきる前で、薄暗い感じ。そして1時間半後に迎えに来ると言われ、あとは自由。だから別に、砂丘に登らなくてもいいし、砂丘にちょっと入ったところで星を見てもいい。
 ところが同行者2名のテンションが異様に上がり「上に登って見よう」ということになった。

これは別の日に撮った写真だが、おそらくこの砂山のかなり上まで登ったと思う。昼間の鳴沙山以上の運動をした気がする。正直、
もう一生砂漠を歩きたくない。
とはいえ夜の砂漠で見る星空はすごかった。残念ながら月が半月とちょっととかなり明るくて邪魔だったが、それでも非常にたくさんの星を見ることができた。星座に明るい人がいなかったので、みんなうろ覚えの星座名を挙げながら見た。カシオペア、北斗七星、白鳥座?天の川も、あれかな?くらいにしか分からなかったけど「砂漠に寝ころんで星を見る」体験は本当によかった。あと、月明かりを頼りに砂漠を歩く体験も。月って明るい。ひたすら歩いていても距離感がわからなくて、下向いて砂の表面だけを見ながら歩いていたら、気が狂いそうだなと思った。
 こないだ日本で友だちと、長野に星を見に行ったが天候に恵まれず、またリベンジしようねと意気込んでいたのだが、
ごめんなさい、天の川見て来ちゃいましたしかも敦煌の砂漠でm(_ _)m